医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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アメリカの食の変化


アメリカに旅行に行くと、信じられないくらいに丸々と太ったデブを良く見かけます。一方で町をジョギングしているような人も多く、アメリカ人はデブとマッチョしかいないのかな?何て印象を受けたりしますね。

現在のアメリカ人の2/3が過体重(BMIが25以上)といわれていますから、町でデブを見かけることが多いのもうなずけますね。ちなみに日本では約2300万人がBMIが25よりも大きい、いわゆる肥満という状態なのだそうです。それでも日本人全体の1/6程ですから、アメリカよりはまだマシですね。

アメリカ人は昔からデブばかりだったわけではありません。アメリカ人で肥満を示すBMIは日本と違い30以上ですが、1980年ではBMI30以上の人は人口の約14%でしたが、2005年には約33%と、25年で2.4倍にも増えたのです。この間にアメリカでは何があったのでしょう?

1970年代のアメリカでは心疾患による死者が死因のトップになるほど、心臓血管障害による死者が多く出ていました。これはもちろん同様の血管障害によって起こる脳梗塞などもまた、多いという事です。当時心疾患や脳疾患は高血圧や肥満が原因となると考えられていたため、国民の健康に対する意識が高まっていました。

1977年アメリカの上院特別委員会は「米国の食事目標」という、食生活指導のための指針を発表します。いわゆるマクガバンレポートと呼ばれるものです。マクガバンレポートには、アメリカ人の標準的な食生活は、カロリー過多で肉や動物性油脂の摂取量が多いから、摂取カロリーを減らし、肉や乳製品、動物性油脂などを減らして、野菜をたくさん摂るべきであると勧告しました。

アメリカでの健康ブームもあって、アメリカ人の食生活は大きく変化しました。動物性油脂は植物性油へと変えられ、マクドナルドのフライ用油も牛脂(フェット)から、植物性油に変えられました。

バターはよりヘルシーなマーガリンへと変えられ、オメガ6不飽和脂肪酸とオメガ3不飽和脂肪酸の摂取比率は16:1にもなりました。動物性食品は忌避され、植物性食品が多く摂られるようになり、タンパク質摂取が減り、糖質の摂取量は非常に増加しました。

東洋人の健康状態が良い見本とされ、1960年に桜沢如一がアメリカで出版した「ゼン・マクロビオティック」によってマクロビオティックが知られるようになり、ジョン・レノンやマドンナ、トム・クルーズ、ジョン・トラボルタなどの有名人が実践しているという事で、マクロビブームが起こりました。

こうして今のアメリカが出来上がったのです。アメリカで70年代から盛り上がった健康ブームは、結局製薬会社の薬の売り上げを、飛躍的に伸ばしただけだったようですね。


投稿日:2015年11月9日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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