医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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痛風の原因

痛風は関節に尿酸の結晶が溜まり、関節炎を起こす病気です。風が吹いても痛むほど強い痛みを伴うことから、痛風と呼ばれるようになったんだとか。できればなりたくない病気ですね。

痛風は血中の尿酸値が高くなることによって起こることから、その治療は尿酸値を下げることが目標となります。尿酸は核酸の成分であるプリン体の最終代謝産物です。そのため痛風の原因が核酸を多く含む食品の摂取にあると考えられてきました。また、治療においては核酸を多く含む食品の摂取制限が行われます。

しかし痛風の原因のほとんどは、核酸の摂取過剰によって起こるのではありません。痛風は、腎臓での尿酸の排泄障害によって起こることが分かってきました。実際狩猟採集で生活している先住民族は、非常にたくさんの核酸を食事から摂取しているにもかかわらず、痛風は全くみられません。

では、なぜ腎臓での尿酸の排泄障害が起こるのでしょうか。それは、腎臓の働きを知ると分かります。

腎臓は尿を作り、体の中の余分な老廃物を水分と一緒に排泄するための器官です。腎臓は腎小体と尿細管という二つの部分に分かれます。腎小体では血液をろ過し、原尿を作る場所です。尿細管は原尿から体にとって必要な成分(グルコース、アミノ酸、ナトリウム、水など)を回収する場所です。また有機酸や塩類なども尿細管で尿に排出され、尿が作られています。

腎臓では毎日たくさんの血液が濾過され、また有用成分の再回収が行われています。そのため全身の中でも特に糖化に弱い場所でもあります。糖尿病の三大合併症の一つが糖尿病性腎症であるのはそのためです。

ですから痛風とは腎臓で尿酸の排泄がうまくできなくなるために起こる病態であり、腎臓の病気であるといえます。そして腎機能を低下させる主原因が糖質であり、特に危険なのが果糖です。果糖はブドウ糖の10倍も細胞を糖化させるのです。

このほかにも以前、果糖が肝臓でフルクトース1-リン酸を生成させ、無機リン酸が枯渇し、高尿酸血症を引き起こすことを説明しました。果糖は肝臓で高尿酸血症の原因となり、また腎臓を糖化させ腎機能低下を引き起こし、尿酸の排泄障害を招くのです。ですから痛風は果糖によって起こる病気であるといえます。

ですから痛風に悩んでいる人はプリン体オフの食品を選ぶのではなく、果糖を一切摂らないようにすべきなのです。当然果物も一切摂るべきではありません。そしてやはり最も重要なことは、痛風の予防としても、その他疾患の予防としても、普段から極力果糖は避ける食生活を心がけることが大切です。まあそれでも、痛風持ちや糖尿病の人ほど、甘い物に固執するものですけどね。

投稿日:2015年12月14日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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