医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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肉食と菜食


肉食中心主義と菜食中心主義とで論争が起こっていますが、これは人類の歴史を知れば事は簡単に理解できるのです。だから僕は歴史を学びますし、人にも歴史を学ぶことを勧めるのです。

人間は雑食動物であり、かなり広い食性を持っています。そしてまた、非常に高度な環境適応能力を持っていますから、地球上のあらゆる場所で生息するに至っています。しかし考古学的な調査や、世界の先住民族の生活と健康の調査からは、人類は本来肉食中心の食生活が最も適していることに矛盾はありません。

人類は肉食中心の食生活である時、最も人間本来の健康状態を保つことができます。しかしながら、人類は非常に高い環境適応能力を備えています。ですから菜食中心の食生活であっても、かなりの適応を示すことができます。ここでよく例に挙げられるのは、ニューギニア高地人ですが、ニューギニア高地人は普段の食生活のおよそ8~9割がサツマイモであり、動物性食品の摂取割合は非常に少ないにもかかわらず、比較的健康な肉体を維持することができています。

しかしそんなニューギニア高地人も含め、菜食中心の食生活の場合、人類の適応能力には個人差が認められます。高度に適応している人にとっては、肉食中心の人たちにかなり近い健康状態を維持することができるのに対し、適応能力の低い人は何らかの問題を抱えてしまいます。

すなわち、菜食中心の食生活で心身の健康を維持することができる人がいることは確かですが、適応能力の差によっては健康を維持できない人がいるという事です。だから菜食中心の食生活を営んでいる人たちの間では、必ずある割合でむし歯がみられ、各種慢性疾患がみられ、感染症に対する抵抗力の低下がみられ、精神疾患が認められます。

だから僕は、適応能力の差にかかわらず、誰でも人間本来の健康が手に入れられる肉食中心の食生活を推奨しているのです。修行僧のような厳格さで、人間にとって本来適さない食生活に適応しようと努力するのは自由ですが、誰もが皆適応できるわけではないのですから。


投稿日:2016年2月8日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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