医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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ニトログリセリンとマーガリン

マーガリンは植物性油脂からできているので、動物性油脂のバターよりも、健康的でヘルシーだなんて巷では宣伝されていますが、「何をおっしゃるうさぎさん」てなもんで、まるっきりのデタラメです。そんなマーガリンやショートニングを使ったケーキなどのスイーツが大好きな人は、この話は読まない方が良いでしょう。

現在において物理学者、化学者、医学者、生理学者、文学者、経済学者などが最も栄誉とする賞はノーベル賞でしょう。アルフレッド・ノーベルの遺言によってノーベル賞が作られましたが、彼はダイナマイトの発明によって巨万の富を得ました。

ダイナマイトは不安定で爆発しやすいニトログリセリンを安定化させ、実用化したものです。ニトログリセリン自体は1846年にイタリアの化学者であるアスカニオ・ソブレロが、初めて合成に成功したとされています。

この時代、一般的に動物性の脂はバターを除いては食用とはされず、主に灯油としてランプの燃料として使われていました。動物性油脂からグリセリンが分離されるようになると、絵の具、化粧品、機械の潤滑油など、様々な用途で使われるようになりました。

ニトログリセリンはグリセリンに三つの硝酸を結合させたものであり、ダイナマイトの発明によって、グリセリンの需要は急増しました。特に軍隊にとっては強力な兵器作成を可能にするものであり、欧米諸国はニトログリセリンの増産に励みました。

一方マーガリンですが、マーガリンは世界最初の合成食品といわれており、最初に製法の特許を得、製品化したのはフランスの食品化学者、メージュ=ムーリエであったとされています。最初のマーガリンは「オレオマーガリン」と命名され、これは牛の腰部の硬い脂肪(スエット)にヒツジの胃、炭酸カリ、雌牛の乳房、ミルク、重炭酸ナトリウムなどを加えて作られました。

1902年にドイツの化学者ノルマンは、植物性油に水素添加する技術を考案、現在のマーガリンが作られるようになりました。

植物性油脂は安く、バターは高価だったため、マーガリンの製造はフランスやドイツで盛んに推奨されました。民衆の食卓にマーガリンが上るようになるとともに、動物性油脂は食卓から消えていきました。

動物性油脂から得られたグリセリンは、チリ硝石と合成され、ニトログリセリンとなっていきました。ニトログリセリンの需要が高まるにつれ、動物性油脂の需要もまた増加していきました。民衆には動物性油脂は健康に良くないとされ、代わりにマーガリンを用いるように盛んに宣伝されました。

動物性油脂を得るために、欧米列強はクジラの乱獲を行いました。獲ったクジラは脂だけが取られ、肉は捨てられました。こうして大量に合成されたニトログリセリンによって、第一次世界大戦が戦われたのです。

マーガリンの歴史を知れば、単にトランス脂肪酸が良くないというだけでは無い事、動物性油脂が健康に悪いというのはウソであることが分かります。マーガリンやショートニング、植物性のホイップやコーヒーフレッシュなんて、この話を知ったらもう摂れないですよね

投稿日:2016年3月1日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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