医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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日本の乳幼児死亡


日本では砂糖水での育児を推奨していたという話は(今のところ)聞きません。しかし、誤った育児法でたくさんの子どもが犠牲になったというのは、日本にもありました。

有名な事例としては、マクロビオティックに関するものがあります。桜沢如一が作った食養法である「マクロビオティック」では、玄米こそが人間本来の食物であり、完全食であると考えます。そして中国の思想である「陰陽」の理論を組み合わせ、陽性の食べ物と陰性の食べ物とのバランスを取ることが健康の秘訣であると説きました。

マクロビオティックは摂取する食物の70%以上を玄米とするべしと説き、さらに動物性食品は極力控え、野菜を摂るように勧めています。このような食生活では栄養が欠乏しやすく、女性では妊娠しづらくなり、また出産後の母乳の出も悪くなります。

そこで桜沢は、母乳の代わりとなる代用乳として、玄米から作るライスミルクである、「コッコー」を発案し、マクロビ信者に使用を勧めました。ライスミルクといえば、最近ブームのようですが、すでに桜沢がこの時代に作っていたのですね。ではなぜ今現在、コッコーは販売されていないのでしょうか?

それは、コッコーで育てられた乳幼児がたくさん死亡したからです。桜沢の影響を受け、食養内科を始めた日野厚は、桜沢式食養でたくさんの子どもが無くなったことに心を痛め、マクロビと決別しました。彼は自分の子どもも失うという、大きな代償を払う羽目になりました。

しかし現在でもマクロビ信者の間では、ライスミルク(コッコー)を代用乳として育児に用いている人がいると聞きます。実に恐ろしきは無知である、と切に思います。


投稿日:2016年5月17日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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