医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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家畜のエサ


こないだ動物愛護の観点から肉食を否定する人の文章をみていたら、興味深いことが書いてありました。それは、「牛に与える穀物を人間が消費すれば、11倍の人間を養うことができる」というものでした。なるほど、動物愛護の人ってこういう考え方をするんだなと、改めて感心しました。

そもそも牛は草食動物ですから、穀物は食べません。家畜動物に穀物を与える理由は、早く大きく、太らせるためです。太らせるのが目的ですから、穀物肥育と呼ばれます。しかし牛本来の食べ物では無い穀物を大量に食べさせれば、消化器官に問題が起こってきます。この問題を回避するために、穀物肥育の牛には大量の抗生物質が与えられます。

世界三大珍味の一つであるフォアグラは、ガチョウやアヒルの肝臓の事ですが、肝臓を脂肪肝にするために、大量のトウモロコシを無理やり食べさせます。牛にせよ、豚や鶏にせよ、フォアグラにせよ、穀物は脂肪を蓄えさせ、太らせるために家畜に与えるものなのです。

そう考えると、さっきの牛に与える穀物を人間に与えるべきという話も、違う捉え方になります。要は、家畜のエサを人間に食わせろ。人間は家畜として生きるべきなのだから、家畜にふさわしい物を食うべきであり、家畜を食うべきでない、と。

確かに穀物中心の食生活をしている人たちの生活をみれば、さもありなんとうなずけます。朝から晩まで労働力を搾取され、雇用者に従順な労働者が模範とされます。人間本来の運動能力を失い、家畜のように丸々と太って今にも出荷されそうな人たちが街にあふれています。太ってはいなくても、様々な病気や問題を抱える人たちばかりであり、人間本来の健康的な肉体や精神を持つ人などまれにしか見かけません。

しかし、穀物が家畜のエサである最たる所以は、人間の思考を奪う事なのかもしれません。穀物中心の食生活をしている人は、家畜根性というか、奴隷根性丸出しの人が多いのですから。家畜の幸せを訴える人たちとは、僕は全く仲良くなれそうもありません。


投稿日:2017年1月31日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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