医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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〇〇テリン

*この記事は2015年4月のFacebookの投稿です。
何やらマウスウォッシュ剤の〇〇テリンは、あこぎな商売をしているようですね。何でも21日間(3週間)チャレンジとかいって、とりあえず3週間使い続けましょうという企画です。これ、どういう意味だか皆さん分かっていますか?

お口の中に住んでいる菌は、口腔内常在菌といって、誰の口の中にもいる菌です。この常在菌の中には、むし歯を作る菌や歯周病を引き起こすとされる菌もいます。口臭の原因となる菌もいます。しかし悪い菌ばかりではありません。お口の健康を守ってくれる、良い菌だってちゃんといます。

そもそも口腔内常在菌は誰の口の中にでも普通にいる菌であり、先住民族の口の中にも、野生動物の口の中にもいます。しかし、先住民族や野生動物は歯磨きしたりマウスウォッシュ剤を使わなくても、むし歯や歯周病にはなりません。むし歯や歯周病の原因は、誤った食生活にありますから、むし歯や歯周病の予防とは誤った食生活を正すことであって、歯磨きやマウスウォッシュ剤は何の関係もありません。

例えば人間の大腸には大腸菌という菌が住んでいて、大腸菌は食中毒の原因となる菌であり、時に死に至る場合もある危険な菌です。そんな危険な菌が大腸にいるからと、大腸を洗浄したり、大腸菌を殺す薬を大腸に注入したりする人はいませんよね。そんなことしなくても、大腸に大腸菌がいるからといって、病気になることはありません。

口腔内の常在菌だって同じことです。菌が病気の原因になるわけでは無いのだから、殺菌することには何の病気の予防効果もありません。いや、病気の予防どころか、かえって病気を招いてしまいます。

お口の中を消毒液で消毒し続けると、口腔内常在菌が死んでしまいます。消毒液は善玉菌と悪玉菌を区別してはくれません。そして残念なことに、善玉菌ほど消毒液に弱い菌だったりするのです。

日頃から消毒を繰り返していると、消毒液に耐性のある菌が繁殖するようになったり、特定の悪玉菌が消毒液の耐性を持つようになります。そもそも歯周病原細菌と呼ばれる菌は歯と歯ぐきの境目にある歯肉溝というところに住み着いていますが、そこにはマウスウォッシュ剤は到達しないため、歯周病原細菌には何の効果も持たないのです。

そこで先に紹介した〇〇テリンを3週間使い続けるとどうなるでしょうか?そう、口腔内常在菌のうち、お口の健康を守ってくれる善玉菌が減少し、歯周病を引き起こしたり口臭の原因となる悪玉菌が繁殖するようになります。こうなると、マウスウォッシュ剤を使っていないと歯ぐきが腫れてきたり、口臭が発生するようになります。

口の中が気持ち悪くなったり、口臭が気になってくればしめたもの。臭いを気にしてさらにマウスウォッシュ剤を使い続けることになります。そう、とりあえず3週間使い続けさせれば、その後は自動的に使い続けなければならなくなってしまうのです。まるで精神科医が向精神薬を患者に投与するようなものですね。

こんな危険なマウスウォッシュ剤や、フッ素が長時間お口の中に留まることを売りにした歯磨き粉が堂々と販売され、予防歯科を勧める歯医者がこれを推奨するなんて馬鹿げた出来レースがまかり通っているようですが、賢明な皆さんは決してこのようなペテンに騙されないようにしてくださいね。

投稿日:2017年10月23日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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