医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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動物を殺して肉を喰うのはかわいそうか?⑤


狩猟民族では、集落の人口を管理しているのですが、集落の人口の上限はどうやって決まるのでしょう?それは、その集落で獲得できる食料資源の総量で決まります。要は集落の構成員全てが飢えずに喰っていけるだけの人数に制限されているということです。

もし狩猟民族が集落の構成員の人口調整を行わなかったらどうなるでしょう?人口が増えれば食い扶持が増え、必要な食料が増えます。調達できる食料には限界がありますから、その限界を超えると住民全てが飢えることになります。このようになった場合、食料の奪い合いによって争いが起こったり、また争いを避けるために集落から出なければならない人間が出来てしまいます。

集落を出て、新たな定住の地が見つかれば、それで特に問題は無いかもしれません。しかし通常、集落のテリトリーを出ればそこは隣の集落のテリトリーであり、隣の集落の食料資源を奪えば争いになります。他の集落のテリトリーとなっていない場所は通常食料資源に乏しい地域ですから、結局集落を出ても行くところなんて無いということになります。

それに狩猟民族では他の集落のテリトリーを犯すことが戦争の引き金になりますから、結局どの集落でも戦争を避けるためには、余剰人口を生み出さないよう人口調整をしなければならないのです。

食料を増産しようと思えば、その土地が農耕に向いているのなら、狩猟で獲物を獲得する数を増やすのではなく、農耕を広げる方が手っ取り早く、確実です。しかし狩猟民族では、農地を広げてまで人口を増やそうとはしません。というのも、農地を広げるということは、通常狩猟民族の農耕は焼き畑農業なので、森を破壊するということにつながります。森は狩猟対象となる動物を養ってくれる大切な場所ですから、必要以上に破壊すれば、結局は狩猟によって獲得できる動物が減ることになってしまいます。

狩猟民族は獲得可能な食料資源のうち、常に必ず動物性食品を優先します。採集や農耕によって得られる食料よりも、狩猟や漁労によって得られる獲物を優先的に食べるのです。狩猟民族であればこれに例外はありません。

狩猟民族はなぜ狩猟によって得られる動物の肉を優先的に食べるのか?それは、肉こそが自分たち種族や民族の健康を支えてきた最も重要な食料だったからです。最も栄養豊富で、また味的にも美味しい肉をいかにたくさん食べるかが、自分たちの健康を維持していく上で最も大切であるということは、近代の栄養学的な知識が無くても、長年の経験で良く分かっているのです。

このため狩猟民族では、集落が持つテリトリーの範囲内で獲得できる肉の量で健康を維持できる最大人数を、集落の最大数として、人口を厳密に管理しています。ここが狩猟民族と農耕民族との大きな差なのです。逆にいえば、農耕民族ではその集落で健康を維持できるだけの肉の量は鑑みられず、また肉の分配も甚だ不平等です。そのため住民の健康状態も支配層と非支配層とでは、著しい差があります。

では次に、農耕民族はいかにして農耕民族となっていったのかについて、説明します。


投稿日:2017年10月30日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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