医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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宗教と進化②


全ての生物はデザインされているとする考え方は、「創造説」といいます。創造説を解説した有名な著書は、助祭長ウィリアム・ペイリーが1802年に著した「自然神学」という本の中で解説した、「創造論」です。この本の中でペイリーは、自然界の動物や植物がデザインされたものなら、デザインしたものがいるはずだとしました。例えば懐中時計は、懐中時計をデザインした人間がいたから作られた、そして懐中時計をデザインした人間もまた、デザインされたのであれば、人間をデザインしたものがいるはずだ、と説きました。

さて、話は変わって、中世までは、太陽や月は、地球の周りをまわっていると考えられていました。これを「天動説」といいます。これは何も中世までのヨーロッパ人だけがそう考えていたわけではありません。古代の様々な文明の人たちも、先住民族もまた、地球の周りを太陽や月が回っていると考えていました。普通に太陽や月を観察していたら、そう考えるのは当然のことでしょう。

そしてまた、天動説が太陽や月の動きを説明できるとしたら、それ以外の可能性について深くは考えないものです。しかし他の文明や先住民族と違い、ヨーロッパ人は天体観測を綿密に行うことで、数々の発見をしていきました。惑星の存在や、日食、月食などの天体現象は、かつては神が人間に対して与える啓示であると考えられていましたが、ヨーロッパ人はこれを規則性のあるものとして、計算によって求められないかと考えました。

天体観測とその規則性を数式化していく中で、地球の周りを太陽や月が回るのではなく、月が地球の周りを回り、地球は他の惑星同様、太陽の周りを回っていると考えると、全てのつじつまがぴたりと合う事に気づいた人物がいました。その人物とは、ニコラウス・コペルニクス(1473~1543)です。コペルニクスはポーランド人の聖職者で、天文学者でした。彼は自説が聖書の教えに反することを知っていて、自分の考えを発表するのをためらっていました。彼が自説を説いた論文「天球の回転について」は、コペルニクスが死ぬ直前(1543)にようやく出版されましたが、異端のそしりを免れませんでした

ガリレオ・ガリレイ(1546~1642)は、二枚のレンズを組み合わせた望遠鏡を発明し、詳細な天体観測の結果から、コペルニクスの考えに間違いはないと確信し、「天文対話」という本で、地動説を明瞭に説明し、天動説の誤りを指摘しました。このため、ガリレオは裁判にかけられ、終身刑(実際は自宅軟禁)とされてしまいました。

今では地球が丸い(球体である)こと、太陽の周りを地球が回っていることは、世間の常識となっています。しかしそれは、実際に人類が宇宙に行き、地球が丸いことを確認することができる時代だからです。昔の人は地球が丸いことすら、確認することはできませんでした。

人は疑問に対する仮説が一つしか思い浮かばない時は、その仮説が真実だと思い込みがちです。そしてそれは、天動説と地動説のパラダイムシフトのみならず、創造説と進化論とのパラダイムシフトにも当てはまるのです。

しかしその話は、長くなりましたので、次回にします。


投稿日:2018年1月15日  カテゴリー:ブログ, 院長ブログ

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