医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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占星術


昔から人間は、天体の動きに神秘性を感じていました。太陽や月の満ち欠け、星の動きに規則性があることは知られていましたが、流れ星や通常の星の動きとは違う動きをする惑星、皆既日食や月食などは、一見規則性を持たないように見えることから、神が人間に何かを伝えるメッセージだと考えられました。

人間が農耕を開始すると、種まきや収穫などの時期を決めるため、暦が必要となりました。正確な暦を作るために、天体観測が行われるようになりました。天体観測と、数学の発展によって、天体の動きが偶然ではなく、計算によって導き出せることが分かってきました。

特に天体観測を熱心に行ったのは、聖職者たちでした。民衆は神の存在を信じ、天体現象が神からのメッセージであると信じていましたから、天体現象を予測することで、自らの正統性を証明しようとしたのです。

ニコラウス・コペルニクスが聖職者だったのは、偶然ではありませんでした。天体の動きを正確に予測しようとして、図らずも天動説が誤りであったことを発見してしまったのです。ガリレオ・ガリレイがさらに精密な天体観測を行い、地動説の正確な数学モデルを作り上げたために、聖職者に裁判にかけられるとは、何とも皮肉なものですね。

昔は多くの人が天動説を信じ、惑星の動きは予測不可能で、皆既日食や月食などは、神からのメッセージだと考えられていたために、占星術というものが生まれました。現在では計算によって、惑星の動きや皆既日食や月食を完全に予測することができるようになりました。それでも占星術は相変わらず人気があります。タネがばれてる手品のようなものなのですが、多くの人は神秘的なものが好きなようですね。


投稿日:2018年1月26日  カテゴリー:ブログ, 院長ブログ

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