医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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食品添加物と常在菌


加工食品や保存食品は食品添加物がてんこ盛りです。そういったものを食べてもすぐには体調不良は起こりませんが、蓄積していくと様々な病気を引き起こします。原因不明とされる病気の多くに、食品添加物が関係していると思われます。

食品添加物は何のために加えられるのでしょう?味や見た目を良くするため、食品の質感を改善するため、色々あるでしょうがやはり最も大きな理由は「腐りにくくするため」でしょう。食品は栄養豊富な物ほど腐りやすく、日持ちしません。食品製造や流通、販売のコストを下げるためには、腐らずに日持ちすることが重要です。そのため保存料や防腐剤といった食品添加物を加えます。

防腐剤や保存料というものは、カビや細菌が繁殖して、食品がダメにならないように加えられています。このような殺菌作用を持つ物質が人間に取り込まれるとどうなるでしょう?人間の体内にはたくさんの細菌が生息していて、その99%は腸にいます。人間の腸には約100兆個の細菌が住み、重量は最大で2kgにもなるそうです。人間は細菌と共存して健康を保っています。人間が健康であるためには細菌も健康でいなければなりません。

食品添加物は体内に取り込まれると、腸内に住む細菌にも影響を与えます。腸内細菌が死んだり、致命的なダメージを受けることによって、腸内環境も変化するでしょう。こういった変化はなかなか気づきにくいですが、健康を維持してくれる腸内細菌が減少すると、思わぬ症状となって現れてくるのです。

腸内細菌は人間の健康にとって必須の相棒であり、また非常に壊れやすいデリケートな相棒でもあります。単に値段が安くて便利な食べ物の中には、この大切な相棒にとって脅威となる危険な物質が含まれているかもしれません。保存食品や加工食品、インスタント食品、ファーストフードなどを食べる時には、お腹の中の相棒のことも考えてあげてくださいね。


投稿日:2018年2月27日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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