医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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急に太った原因


予防歯科で色々な人に食事指導していると、時々変わったパターンを見つけることがあります。特に食生活に変化が無いのに、急に太ったという人は要注意です。

低体温で血圧も低め、問診票で5年以内に5キロ以上太ったという人は、血液検査データで低血糖症の所見をチェックします。低血糖症である場合、重篤な疾患が隠れている場合があります。ホルモン分泌の異常で体重が増加する疾患に、クッシング病と甲状腺機能低下症があります。これらはどちらも低血糖症が原因となって発症する場合があります。

クッシング病とは、副腎皮質から分泌される糖質コルチコイドであるコルチゾールの過剰分泌によって起こります。クッシング病の特徴として、体重増加、高血圧、糖尿病、免疫低下、骨粗鬆症などが起こってきます。クッシング病のほとんどは脳下垂体腺種によるACTH産生過剰が原因となりますが、その背景に低血糖症による糖質コルチコイドの過剰分泌があることが多いのです。

一方で低体温で血圧も低めの場合には、甲状腺機能低下症を疑います。血液検査データでCK(クレアチニンキナーゼ)の値が高値でかつ、ALP(アルカリフォスファターゼ)が低値となっている場合、かなりの確率で甲状腺機能低下を疑います。

甲状腺からは甲状腺ホルモンであるチロキシンやトリヨードサイロニンが分泌されますが、このチロキシンもまた、血糖値上昇ホルモンであり、低血糖症で過剰分泌が起こります。長期にわたって低血糖症が続くことで甲状腺が疲労し、チロキシンの産生が低下することで甲状腺機能低下症が発症するのです。

低血糖症は血糖値上昇ホルモンであるグルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド、チロキシン、成長ホルモンなどの過剰分泌を引き起こします。どのホルモンが特に分泌されやすいかは、栄養状態や体質によっても変わってきますから、症状の出方は様々です。そしてまた、ホルモンを分泌している組織が疲労するか、もしくは腫瘍化して過剰分泌が起こるかもまた、人によって違います。しかしいずれにしても、低血糖症は体の様々な部分に過度の負担をかけますから、糖質の過剰摂取は驚くほどさまざまな疾患の原因となるのだということを、ぜひ皆さんに知ってもらいたいと思います。


投稿日:2018年4月4日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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