医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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ビタミンの発見者


世界で最初にビタミンの存在を提唱したのは、ロンドンのリスター研究所にいたカシミール・フンク(1884-1967)です。1912年にフンクがビタミンの存在を報告すると、翌年の1913年、アメリカのマッカラムとデイヴィスは、ラットの発育に必要な因子が脂質の中にあって他のものには存在しないと発表しました。これは「脂溶性因子A」と呼ばれました。またマッカラムは、ラットの発育には「水溶性因子B」も必要であると報告しました。これが後のビタミンAであり、ビタミンB(ビタミンB1)でした。

壊血病の発症に関わるビタミンは、「補助食品因子C」とされ、この正体がビタミンCの発見につながります。最初にビタミンCを分離・同定したのはハンガリーのアルベルト・セント=ジョルジでした。その後、ビタミンAやビタミンB1など、様々なビタミンの分離・同定が次々と行われていきました。この分離・同定を行った人物はいずれも日本人ではありません。また、重要な事ですが、いずれも「栄養学者」ではありませんでした。

さて、ここで問題となるのが、ビタミン発見者は、何のためにビタミンを分離・同定したのか?ということと、栄養学の基礎となるこれらの研究は、なぜ栄養学者が一切関知していないのか?ということです。世界の栄養学の礎を築いた佐伯矩(さいきただす)でも、ビタミンの発見は何も行っていないのです。これはどういうことなのでしょう?

まず、ビタミンの発見はそもそも、欠乏症の研究から始まりました。壊血病や脚気の原因を調査しているうちに、ビタミンの存在に行き着いたわけです。さらに動物実験から微量栄養素の存在が次々に分かり、ビタミンA、ビタミンB群、ビタミンC、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンKなどが発見されていきました。

ビタミンの研究は当初は軍関係の医療研究から始まりました。というのも、壊血病や脚気に大きく悩まされていたのは、初期には軍隊だったからです。研究が進むうちに、研究主体は軍関係の研究機関から大学の研究機関や、民間の研究機関に移っていきました。その目的は、疾患の原因と治療法の発見でした。

大学や民間の研究機関の研究費を主に負担していたのは、製薬会社でした。製薬会社は疾患の治療薬を開発することによって、巨額の利益を見込んだのです。そして実際にビタミンを製剤化して医薬品として販売することで、製薬会社は大きな利益を得ることができました。

しかしそもそも、ビタミンは食品に含まれる物であり、わざわざ高価な医薬品として摂取する必要はありません。そのことを多くの人に伝えようとしたのが、佐伯矩であり、栄養学創始のきっかけでした。

製薬会社としては、栄養学が世に広まることで製薬会社の利益が損なわれると考え、佐伯矩を栄養学から追放し、栄養学を乗っ取りました。そしてまた、1938年にアメリカで連邦食品医薬品化粧品法が成立したことによって、サプリメントが医薬品とみなされなくなると、製薬会社は戦略を変えました。

製薬会社はビタミンを医薬品として独占販売できなくなると、栄養学の研究をやめてしまったかというと、そうではありませんでした。むしろ今まで以上に食と健康や病気との関係について熱心に研究するようになりました。ただしそれは、ビタミン製剤でお金儲けするためではなく、慢性疾患の治療薬でお金儲けするためでした。

すなわち、製薬会社はどのような食生活がどういった慢性疾患を引き起こすかを知った上で、その疾患の治療薬を販売するとともに、その疾患が世に蔓延するような誤った食の情報を栄養学を利用して広めるようになりました。この製薬会社の戦略に利用されたものの一つが、マクロビオティックというわけです。

これでなぜ栄養学が日本で創始されたのか?ビタミンを分離・同定した人物に日本人がいないのはなぜか?なぜ現在の栄養学はウソまみれなのか?が理解できたことでしょう。


投稿日:2018年7月23日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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