医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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果物のウソ


果物はヘルシーでビタミンが豊富で酵素がたっぷり含まれていて体に良い、なんて思っている人は多いのではないかと思います。アメリカ生まれのダイエット法である「ナチュラル・ハイジーン」では、人間は果食動物であり、果物こそ人間に最も適した食物である、とまで言い切っています。さらには菜食主義の中でも「フルータリアン」といって、果物や堅果、ナッツだけを食べるという食事法すらあります。

しかしながら、現代の果物は人間にとって害でしかない代物であり、一切摂らなくてもなにも問題ありません。毎朝健康のためにフルーツを摂っているという人は、毎朝健康を害しているだけに過ぎないのです。これは果物そのままであっても、フレッシュジュースにして飲んでも一緒です。

果物が身体にとって良くない理由を分かりやすく説明していきましょう。

まず、ナチュラル・ハイジーンなどで果物が良い理由に、人間は本来果食動物であり、その証拠として人間に最も近いとされる野生のチンパンジーは、食事の約60%が果物であるということを指摘しています。チンパンジーやボノボ、ゴリラ、オランウータンなどは確かに果物をたくさん摂ります。また、人間とチンパンジーはおよそ600~700万年前に分かれた生き物であることから、人間の祖先は果食動物であったという考えも一理ありそうです。

しかし、700万年前に生きていた人間の祖先とされる生き物は、人間ではなく、またチンパンジーでもありませんでした。百歩譲って祖先とされる生き物が果物を中心に食べていたとしても、少なくとも今からおよそ200万年前の人類の祖先とされるホモ・ハビリスや、それ以降のホモ・エレクトゥス、ホモ・ハイデルベルゲンシス、ホモ・ネアンデルターレンシスなどは、果物の摂取比率は比較的少なかったとされています。むしろ、他の類人猿とヒト属との大きな違いは、食の傾向が肉食寄りになっていったことによって作られていったと考えられています。

まあそれでも、祖先が果食動物であったのなら、人間が果物に対する適応を持っていても不思議ではありません。しかしそれでもなお、現代の果物は我々にとって好ましい食べ物では決してありません。いや、果物中心の食生活を送っているはずのチンパンジーでさえ、現代の果物は好ましくないのです。

チンパンジーを飼育している動物園の飼育マニュアルとして広く用いられているのがAZA(アメリカ動物園水族館協会)の飼育マニュアルですが、これによるとチンパンジーのエサは、果物が総重量の25%を越えないようにし、さらにより少ない方が望ましいとしています。これは現代の果物が果糖やショ糖を多く含むためです。野生のチンパンジーが食べている物は60%が果物であることを考えると、ずいぶん少ないですね。

それもそのはず、野生のチンパンジーが普段食べている果物というのは、我々が口にする果物とはずいぶん違います。野生のチンパンジーが食べている野生の果物の平均糖度は、我々が口にする食べ物でいえば、ニンジンと同程度でしかありません。逆にいえば、ニンジンよりも甘い果物というのは、本来自然界には存在しない、甘すぎる食べ物なのです。

ですからたとえチンパンジーといえども、我々が普段口にする果物と同じものを食べると、糖質過多によって様々な問題を引き起こしてしまうのです。実際イギリスのイングランド南西部デボン州のペイントン動物園では、チンパンジーにバナナを与えることを禁止しました。というのも、バナナを与えることによってチンパンジーがむし歯や糖尿病になるリスクが高いとされたからです。

バナナが与えられなくなったチンパンジーは、目に見えて変化が現れたようです。毛皮が厚くなって状態も良くなったほか、チンパンジー以外のサルであるタマリンやマーモセットといった小型のサルは攻撃性が薄れて群れが落ち着いたといいます。これらサルにはバナナを恋しがる様子は見られないと飼育員は語っています。

このように、人間よりもはるかに果物に適応しているはずのチンパンジーですら、我々が普段口にする果物は害が大きいのですから、そのような果物が我々にとって良いはずもなく、摂るべきではないということがお分かりいただけたでしょうか。


投稿日:2018年10月2日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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