医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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食べ物の鮮度


現代人の大多数は糖質過多で栄養欠乏です。栄養欠乏は、栄養豊富な食品の摂取不足と、栄養を浪費してしまう生活上の問題によって生じます。例えば糖質はビタミンB群を浪費しますし、喫煙はビタミンCを浪費します。飲酒はビタミンB群や亜鉛を大量に浪費します。

普段から栄養豊富な食品をたくさん摂取することは、栄養欠乏にならないために重要です。しかし、栄養素というのは失われやすく、腐敗しやすいものです。ですからただ単に栄養豊富な食品を摂れば良いというのではなく、鮮度が重要になるのです。

特に動物性食品は栄養豊富ですが、腐敗が早く、栄養素が失われるのもまた早いのです。さらに調理によっても失われることを考慮する必要があります。ですから動物性食品は鮮度の良いものを買って、すぐに消費すべきです。食品を一度にたくさん買って、冷蔵庫や冷凍庫に長期間入れておくのは良くありません。

人体において必要な栄養素の一つであるω-3不飽和脂肪酸は、EPAやDHAとして魚介類に多く含まれます。特に青魚に多いのですが、この脂は腐敗しやすく、腐敗すると生臭い匂いを放ちます。足の早い魚ほど、栄養が豊富なのです。

最近では牛肉を3週間ばかり熟成させて食べるのが流行っているようです。しかし、そんな長期間置いておけば、ビタミンB群などは壊れてほとんど残っていません。そもそも牛肉を熟成させるようになったのは、質の悪い硬い肉を熟成させ、分解させることで肉を柔らかくし、アミノ酸を生成させるためです。質の良い肉であれば、本来熟成させる必要は無いのです。

先住民族の食生活の特徴の一つが、獲れたてのものを(必要最小限の調理で)すぐに食べるというものです。先住民族はその日食べるのに必要な量以上の獲物は摂りません。食べ物は保存するべきでないことを、彼らは伝統的な慣習によって理解しているのです。


投稿日:2018年10月2日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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