予防歯科精密検査とは

「審美歯科って・・何?」

英語ではEsthetic Dentistry,またはCosmetic Dentistryを訳したものです。白い歯に高い価値を認めてきたアメリカで生まれた概念です。

保険治療では、「削った後を埋める」「欠けたところを治して噛めるようにする」といった機能の回復を中心に治療し、治療した後の見た目の美しさや、周りの歯との違和感のなさに注意が払われない場合があります。金属の詰めものや被せものなどです。
これは現在の保険制度が機能回復のみに重点を置いて、見た目の美しさにはあまり配慮をしていないためです。しかし、口元の美しさはその人のイメージに大きな影響を与えます。そこで登場したのが「審美歯科」です。
審美歯科では、治療後の自然さと美しさに重点を置いて治療をしています。
虫歯がなくても、歯の色や口元の美しさについて相談できるのが審美歯科です。あくまで歯科医療の延長線上にある健康美、機能美を追求する「歯のエステ」のあり方を、知っていただきたいと考えています。

審美歯科の治療

「虫歯を削った後、詰め物をしたけど銀色で口を開けて笑うと気になる」
「歯が欠けた後を治したけど、周りの歯と色が違う」
「歯がタバコのヤニで黄色い・・」
審美歯科というと「歯をキレイに見せるためのエステのに行くようなもの」と誤解している人がいますが、これは大きな間違いです.確かに歯を美しく見せることは審美歯科の目的ではありますが、それ以前に歯の本質の機能を向上させ、最新技術を用いて健康的な歯を再構築させることを第1として治療を行うのです.あくまで歯科医療の延長線上にある健康美、機能美を追求方法として「審美歯科」はあります。

さまざまな治療法を、代表的な歯のトラブルに対応させてあげてゆくと、次のようなものがあります。

「着色歯、変色歯、歯石沈着をきれいにする、」=クリーニング(歯面清掃)、「PMTC」、ホワイトニングなどがあります。審美歯科で歯を白くするには、それぞれの原因と現在の状態に応じた治療を行う必要があります。


歯に沈着したコーヒーや茶しぶ、タバコのヤニなどの色素や歯石は、毎日のブラッシングだけではなかなか取れません。
そこで「クリーニング」、「ホワイトニング」や、より専門的な「PMTC」というクリーニング方法によって、歯の表面に付着している汚れや着色、バイオフィルムを除去し、歯の表面をツルツルにすることで汚れが再付着しづらくなります。
さらに、フッ素コーティングを行うことによって、バイオフィルムの再付着予防と歯質の強化を行う処置です。これによって歯や歯ぐきがきれいになり、口臭や虫歯、歯周病などを予防し、お口の健康状態維持に効果があります。

「変色した歯やすき間のある歯を白く自然にする」 =ラミネートベニヤ法


この治療法は、歯の表面にポーセレン・ラミネートと呼ばれるセラミック製の付け歯をしっかりと接着させるものです。歯の表面をわずか約0.5ミリほど削り、(削らない場合もあります)、削除した部分の歯型をとり、薄いセラミックのシェルを装着します。ラミネートベニアの薄さはわずか、0.5ミリ〜0.8ミリです。色合いや透明感まで天然歯にそっくりにできる治療方法です。普通は前歯6本に使いますが、口を開いた時にその第一小臼歯がよく見える場合には、そこまで治療することもあります。

アメリカのハリウッドで開発されて以来、接着セメントで強固に貼りつけられるようになって、1980年代には確立されました。この方法が開発されるまでは、前歯を白く仕上げるには差し歯にするしかありませんでした。

ラミネートベニア法が適応可能な症例
・すきっ歯 (すき間のある前歯)
・変色した歯(ホワイトニングでは対応できない変色なども可能)
・テトラサイクリン系の変色
・虫歯
・軽くねじれている歯
・欠たり折れたりしている歯など 場合などの治療には最適の方法です。

「歯の色・形・歯並びをトータルに美しくする」 =オールセラミックスクラウン法


この治療法は、歯の全面にセラミックス製のクラウン(冠)をかぶせ、しっかりと固定する方法です。
セラミックス と言う美しくて自然な材質の特性を十分に生かして、歯の色や形、歯並びなどの美的要素が天然歯あるいはそれ以上の美しさになります。耐久性にも優れていますので長く使うことができます。しかも長く使っても色合いが変わったり汚れたりということがほとんどありませんので最初の美しさを半永久的にキープすることができます。また金属を全く使っていないので、金属アレルギーの人にも最適で、歯茎にもやさしく、透明感があって、より審美性にすぐれています。ラミネートベニア法と同じように色合いや透明感まで天然歯にそっくりにできる治療方法です。

「インプラント治療の症例」

インプラント治療症例

最後に審美歯科の基本は、「インフォームド・コンセント」。歯科医師は患者さんのお口の状態と希望に応じてベストな治療法を考慮し、十分に説明しなければなりません。患者さんが治療法を理解したうえで同意してこそ、満足のいく効果が期待できると考えてください。