新しい予防歯科への想い
予防・治療・メンテナンスを三位一体で提供する予防歯科

当医院は本質的な予防歯科を実践するために、保険外の自費専門クリニックとして運営しています。
一般的な予防歯科というと、歯磨き指導や定期的に検診と歯石取りを行っているイメージでしょうか。
当医院が実践している予防歯科は、このような予防歯科とは全く異なります。
当医院の予防・治療・メンテナンスを三位一体で提供する予防歯科は、全く新しいスタイルの診療であり、これからの望ましい歯科医療のあり方を示しているのではないかと考えています。
歯科臨床のあらゆる分野のスペシャリストになるために

私は1998年3月に北海道大学歯学部を卒業し、歯科医師になりました。
歯科臨床のあらゆる分野のスペシャリストになることを志ざし、もっとも身につけることが困難であろうと考えて矯正治療を習得するため、北海道大学歯学部矯正科にて学位を取りました。
そして、2004年4月から、東京都内の歯科医院で働くこととなりました。
矯正科時代に矯正治療の知識と技術は身につけていましたが、矯正治療以外の歯科分野は勉強が不十分だと悟った私は、それらの知識と技術を身につけるために、専門書を読みまくり、技術を身につけました。
そうして、大学を卒業して10年も経つ頃には、読了した歯科専門書は100冊を超え、歯科のあらゆる分野の知識を身につけるまでになりました。
指定難病が完治したことでわかった食事の大切さ

私はかつて甘いものが大好きで、毎日大量に食べていました。
私は幸いむし歯にはなりませんでしたが、2005年3月、特定難病疾患である潰瘍性大腸炎になってしまいました。
潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる大腸の疾患であり、下痢や下血、排膿等の症状がでます。
ひどいときには1日に20回以上もトイレに行かなければならない状況でした。
何軒もの病院で診察を受けましたが、どの病院でも薬を処方するだけで、病気の治し方を教えてはくれませんでした。
そうして、最後に出会ったのが新宿溝口クリニックの溝口徹先生でした。溝口先生は食事の大切さ、糖質制限の食事法を指導してくださりました。
それを真面目に実践したところ、1年半で潰瘍性大腸炎が完治したのです。
全身的な健康を通じてお口の健康を作る

潰瘍性大腸炎が完治した経験から、病気の根本原因である食の問題を取り除くことは治療に勝ると考えるようになりました。
その考えを実践するため、体の状況を診査・検査し、食生活・生活習慣の改善を取り入れる新しい予防歯科を立ち上げたのです。
お口は人間の体の一部であり、消化器官の入り口です。
そのため、お口の中の様々な疾患はそれ単独で起こっているということはなく、全身的な不調和や病的状態の一症状にすぎません。
全身的な健康を通じてお口の健康を作り、疾患を予防する。これが私たちが提供する予防歯科です。