当医院の予防歯科

口は消化器官の入り口であり、体の一部です。私たちの体は食べ物によってその生命を維持しています。
人間の口(口腔)という器官の最も重要な機能は、生命活動にとって必要な栄養を体内に取り込むことにあります。
予防歯科とは、口腔の健全な形態及び機能を良好な状態に維持することです。
そして、口腔は体の一部であり、口腔の健康と体の健康とは密接に関係しあっているので、全身の健康増進が口腔の健康増進に繋がるのです。
口腔内の様々な疾患はそれ単独で起こっているという事は無く、全身的な不調和や病的状態の口腔内の一症状であるに過ぎません。
最近、歯周病が様々な全身疾患と関連しているという説が語られるようになってきました。歯科と全身との繋がりに対する関心は年々高まってきています。
むし歯も歯周疾患も慢性疾患であり、他の全身的な慢性疾患と根源的な所では同じです。
ただ、目に見える症状がどこに出ているかだけの違いなのです。

分子整合栄養医学の創始者の一人である、エイブラム・ホッファー博士は、初めて診察する患者に、必ずこう聞いていたそうです。
「あなたはいままで、どんなものを食べてきましたか?」と。
私たちの考える予防歯科とは、まさにここから始まります。
我々の体は、今まで食べてきたものからできていて、食べ物によって健康にもなり、また病気にもなります。
むし歯も、歯周病も、歯並び・咬み合わせの異常も、そこに至るまでに食べてきたもの、生活してきた環境によって起こってくるのです。
むし歯や歯周病、不正咬合をお持ちの方は、なぜその疾患が発症するに至ったのか、その根本的な原因を知ることが重要です。
そして最も重要なことは、正しい食生活、理想的な生活習慣というものがどういうものかを知ってもらい、可能な限り実行していくことです。
そうして、全身の健康を通じて口腔の健康を作っていくことでむし歯や歯周病を予防し、成長期のお子様は健全な成長、発育を促すことで不正咬合を予防する。これが、私たちが提供する予防歯科です。
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