歯ぐきが腫れたり出血し、歯を支える骨が破壊されて歯がグラグラになる病気を、歯周病
といいます。日本人の30歳以上80歳未満の86%が何らかの歯周疾患を持っている状
況ですから、皆さんの中にも歯周病でお悩みの人も多いと思います。
さて、人間においてはこんなにも高頻度にみられる歯周病ですが、野生動物には歯周病はありません。世間一般に信じられている歯周病の予防法とは、毎日の歯磨きと定期的な歯医者での検診と歯石取り、そして抗菌剤入りのマウスウォッシュ剤の使用といったところでしょうか?では、野生動物が歯周病にならないのは、野生動物が毎日歯磨きしたり、定期的に歯医者で歯石取りしているからでしょうか?そんな訳ありませんよね。
野生動物に歯周病はありませんが、ペットの犬や猫には歯周病が存在します。同じ犬や猫でも野生化したノイヌやノネコは歯周病にならないのに、なぜペットは歯周病になるのでしょうか?そしてまた、ペットの飼い主は自分のペットが歯周病にならないように、ペット用の歯ブラシで毎日ブラッシングしたり、定期的に獣医に歯石取りをしてもらったりしている人もいます。
自分の口の中の歯周病すら予防できないのに、おなじやり方でペットの歯周病を予防しようだなんて、どんだけアホなんですかね?ペットの飼い主に歯磨き指導や歯石取りの重要性を訴えている獣医もいるようですが、カスも甚だしいです。
ウソの歯周病予防を患者に伝えている歯医者は単なるアホの詐欺師ですから、懸命な皆さんは騙されないようにしましょう。伝統的な生活を営む先住民族は歯周病になりません。野生動物や先住民族が歯周病にならないのに、現代人やペットが歯周病になるのは、食べているものが違うから。歯周病の原因なんて、シンプルなものです。そんなことも分からないなんて、みんなどんだけアホなんでしょうね。
歯周病を引き起こす具体的な食べ物については僕の本でも読んでいただければお分かりいただけるでしょう。そして歯周病の原因となる食生活はそのままで、いくら口の中をいじくり回したとしても、歯周病が治るわけがありません。歯周病の治療にとって最も重要なことは、歯周病の原因を取り除くこと、すなわち食生活の改善なのです。
そしてまた、歯周病の原因が分かれば予防法も分かります。要は、歯周病になるようなものを食べなければ良いのです。歯周病になってからアタフタするよりも、歯周病にならない食生活をしたほうが、よっぽど健全でしょう。
野生動物が歯周病にならないのは、歯周病になるようなものを食べないから。ということは、現代人の多くは野生動物や先住民族よりも愚かで、何が体を腐らせるかすら分からないダメな生き物なのでしょうね。