親知らずを生かす
むし歯で奥歯を失ってしまっても、親知らずがあればそれを生かせるかもしれません。
たとえ倒れて完全に歯ぐきの下に埋まっているような親知らずであっても、矯正治療で動かすことは可能です。
現在では歯が失われてしまったところに、インプラント治療が普及しています。
インプラントも随分と良くなってきてはいますが、自分の歯にはかないません。
親知らずを生かすことができるのなら、生かすべきです。
ただし、特に親知らずの手前の奥歯にむし歯や歯周病も無く、親知らずが埋まっていて生えてこれないような場合は、ばい菌が入って歯ぐきが腫れたりすることがあるので、親知らずを抜歯した方が良い場合もあります。
いずれにせよ、歯の治療に関する相談は、治療経験が豊富で様々な治療が行える歯科医師に相談した方が良いでしょう。
歯医者であれば誰にだってできるという治療では、決してありませんから。
投稿日:2013年9月28日 カテゴリー:矯正歯科, 院長ブログ