医療法人社団楡樹会 稲毛エルム歯科クリニック

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低血糖症と肝臓


肝臓は様々な毒物や薬物を代謝し、無害化する臓器です。そして糖新生を行う器官でもあります。肝臓が十分に働くことによって、血糖値は一定に維持されています。

糖質の過剰摂取によって、インスリンの過剰分泌が起こる状態を、低血糖症といいます。低血糖症になると、血糖値上昇ホルモンであるグルカゴン、アドレナリン、糖質コルチコイド(コルチゾール)、チロキシン、成長ホルモンなどが分泌されます。

低血糖症になると、不安感やイライラ、体がだるい、やる気が起きない、朝起きられない、動悸、めまい、不眠、うつ、神経症などの症状が現れます。このような症状で精神科や心療内科などに罹ると、うつや神経症などと診断され、向精神薬や安定剤、睡眠薬などを投与されます。しかし、薬の効果で一時的に良くなった気はしますが、長くは続きません。薬の副作用によって、結局はさらに悪化していきます。

薬の副作用を抑えるために、さらに薬が増え、を繰り返していき、人によっては10種類以上の薬を毎日飲んでいる人もいます。こうなると、重度の薬物依存症となってしまいます。

こういった精神薬というものも、肝臓で代謝され、無毒化されます。ところが肝臓がこれら薬物の解毒に働いている間は、糖新生がうまく行えません。なので、元々の低血糖症はさらに悪化することになります。

低血糖症は甘い物を強く欲しがるという症状も持っていますから、複数の向精神薬を飲みつつ、常に甘い物を貪り食うようになります。向精神薬が脳の正常な思考を麻痺させていますから、こうなると甘い物を止められなくなってしまいます。薬と砂糖のダブルパンチで廃人への道まっしぐらです。

きっかけはチョコレートだったりオレンジジュースだったのかもしれません。しかし身近にある砂糖の魔力に取りつかれたら最後、抗う事はほぼ不可能なのです。


投稿日:2015年12月1日  カテゴリー:予防歯科, 院長ブログ

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