僕は年に数回しか、自分の体重を測りません。本当は、測る必要なんて無いと思っている
のですが、食と健康に関する記事を書くときに、僕の今の健康状態を知ってもらうために
測っているだけです。
体温を測ったのは、体温計を買ったときだけ。血圧を測ったのも、血圧計を買った時だけです。ちなみに体温は36.8℃、血圧は110/62でした。
僕は人間は本来、測ったりしなくても自分の体の状態を知ることができると考えています。それを測ったりするから、計測した数値をみて一喜一憂することになるのです。くだらないなぁって思います。
体重を測るから、何キロ減らそうとか、何キロになるまでダイエットしようとか考えるのだし、体脂肪率を測るから、減らそうと考えるのです。血圧が高いから、塩分や脂肪を控えたり、降圧剤を飲もうとするのだし、コレステロール値が高いから、コレステロールの多い食べ物を控えたり、薬で下げようとするのです。
でも、体調や体型に特に不満が無いのなら、なぜ数値を変化させなければならないのでしょうか?人には個人差、個体差というものがあるのだから、何でもかんでも平均値に近づけなければならないなんてことは無いでしょう。
数値を測るから数値にとらわれてしまう、これは実に愚かな事です。今の自分に満足しているなら、数値を気にする必要なんてありません。自分の体調や体型に不満があるのなら、不調や不満を招いてしまった食生活や生活習慣の問題を取り除き、健康的な生活を心がければ良いのです。
数値はあくまで目安であり、数値によって健康が保証されるものではありません。製薬会社のマーケティングに騙されないようにしましょう。